ラスベガスの「はの」です。
毎年一度の日本帰省。
今年は、日本の企業を応援する為にも、ANAのウェブサイトで航空券を購入したまではよかったのですが、
送られてきたアイテナリーを見ると
ANAのコードシェア便(=ユナイテッド航空)。
あっ、機材はユナイテッド!?
実は10年前に、ユナイテッド航空で帰省した際、サンフランシスコ空港で搭乗口が7回変更、機材メンテナンスで飛行機が4回変更、労働規定により地上係員さん&パイロット・乗務員さんの総入れ替えが行われました。
日本に到着後は予定していた国内線に乗れずに、翌日に福岡へ帰ったという「ほろ苦い思い出」があるので、しばらくはユナイテッド航空を遠慮していました。
しかし!
昔の同僚がユナイテッド航空に転職したこと&さほど期待せずに乗ったらそれは期待を裏切るものでした。
こちらの記事では、期待を裏切る話題のユナイテッド航空についてご紹介します。
福岡空港からANA便を利用して、羽田空港に到着。
国際線ターミナルへ行くとそこはまるで外国。
海外からインバウンドで日本へきたお客様で、人、人、人、人、、、中には犬もいた。
さて羽田空港→サンフランシスコ国際空港への旅の始まりです。
ワクワク・ドキドキしながら飛行機に乗り込みました。
夕方4時45分に離陸し、その後約1時間後に飛行機がガタガタ揺れ始めました。
すると、陽気な機長によるアナウンス。
大気が不安定な所を通過しているので、いつもより遅いお食事サービスです♪
とのこと。
その言葉に安心しつつも揺れが激しく1時間以上続くので、もしかするとこのままお食事は出てこないんじゃないか、、、と不安に思いながら、
ラスベガスにゆかりのあるセリーヌディオンさんのドキュメンタリー「I Am Celine Dion」を観ながら泣いていると、
ようやく揺れが収まり、
ベテラン風の客室乗務員さんがテキパキと飲み物を配り始め、その後を追うように新人風の乗務員さんが食事のカートを運んできました。
そして、前方でお食事サービスが始まった頃から、カレー?の良い香りが漂ってきて、
「ま、まさか、、、?」
米系航空会社でカレーライスが出る訳がない。
カレーライスは有料で注文できるのか?
この香りはカレー以外で何が考えられる?
などを想像しながらお腹を空かせていると、お食事担当の乗務員さんが目の前にやってきました。
アメリカでは高確率で韓国語で話しかけられる私、機内では英語でこう尋ねられました。
「Pasta or Chicken? (パスタかチキン)」
えっ?チキンと言えば普通はビーフじゃないの?
と、心の中で思いながらとっさに出たのは、
「チキン、プリーズ」
手際よくカートからトレーを取り出し、チキンが入ったラックから1パックを取り出して
「Here you go~♪♪」
と手渡され、どんなチキンが入ってるのかな??
と、アルミの蓋をピリピリと端っこから破いて開けると、
チキンカツ弁当。
「な~んだ、普通のチキンカツか!炭水化物が多いね」
と、心の中で辛口の開封レビューをしながら、チキンカツを一切れ持ち上げると、なんとそこにはカレーが隠れていたのです。(写真は撮り損ねた)
「これ、チキンカツカレーやん!」
と、思った次の瞬間、トレーの上の方をよくみると、日本ではお馴染みの「豆大福」が私の方を見ているではありませんか!
ユナイテッド航空で豆大福?
米系の航空会社だよね?
お客様層は外国人が多めなのになぜ?
と、自問自答しながらその豆大福をパクリと頬張ると、
めちゃくちゃ美味しい大福やん!!
ラスベガスの日本食スーパーによくある、冷凍の大福($2.85)よりも美味しい!
あんこの甘さも丁度いい!
そんな感動を抱きながら、空の旅は続きます。
ゴーーーーーーーーーーーーーーーー(機内の音)
羽田空港から離陸直後に観て泣いた「I Am Celine Dion」
今度は日本語字幕で、日本語の翻訳に注意しながら再度観てみる事に。
やっぱり同じところで感動して泣いて、観終わった後は、泣き疲れて仮眠。。。。
ゴーーーーーーーーーーーーーーーー
そして、羽田空港を出発して約6時間後に始まった2回目のお食事サービスです。
前回同様、新人の客室乗務員さんがベテラン客室乗務員さんを追う展開で、お食事のカートがやってきました。
今回も英語で、「Pasta or Chicken?」
と、前回はチキンだったので、今回はパスタを選んでみようと
「パ、パスタ、プリーズ!」
と、大きな声でお願いすると、
「Here you go♪」
どんなパスタがやってきたのかと、アルミホイルを恐る恐るピリピリ破いたら、
焼きそばやん!
確かに、焼きそばもパスタと言われればパスタだけど。
機内には、アジア系のお客様が多かったので、ここでミートスパゲティーが出てくるよりも、焼きそばが出てきて喜んだ人がいたのでは?
と、お隣の人が選んだ物を横目で覗き込みました(私)。
そんな食事についてアレコレと思っていると、あっという間にサンフランシスコ到着。
羽田空港からサンフランシスコまでの空の旅は、陽気な機長のアナウンス、客室乗務員さんの手際の良さ&フレンドリーさ、機内サービスの映画、食事などなど、
それは期待を裏切る素晴らしいものでした。
現在、日本ではインバウンドが増えて、寿司やラーメン以外の日本の食文化が海外に浸透されつつあります。
お隣りに座った方が美味しそうにカレーや豆大福を食べる姿を見て、つくづくそう思いました。
最後になりますが、ラスベガスでは毎年1月に「食品関連のコンベンション」が行われています。
このコンベンションに参加している方の中にも、機内食を担当しているような方もいらっしゃると思いますので、ご興味があれば以下の記事をご覧ください。
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