F1ラスベガスGP2023 | セレブが大集合!F1がラスベガスにやってきた

はの
こんにちは!
ラスベガスの「はの」です。

2023年11月18日(土曜日)にF1ラスベガスGPが開催されました。

ラスベガスでのレースが決まった日から

「ラスベガスにF1がやってくるー!!」

と今か今かとこの時を待っていました。

またコースになるラスベガスの公道を何度も下見のドライブをしていました。

というのも

身近な家族や友達にF1ファンが二人いて、どちらからもF1の面白さを聞いていたからです。

ラスベガスではレースの日にちが近くなるにつれ会場となるコースの道路工事が進み、ラスベガス大通り沿い周辺で仕事をしている人にとっては、交通渋滞で通勤時間が2倍になり頭の痛い日々だったかもしれません。(現在も続いています)

当日はレースが始まる前にF1の歴史やラスベガスの魅力がテレビで紹介されており、このF1ラスベガスGPを通してこの街を再発見することができました。

こちらの記事では

・知られざるCaesars Palace Grand Prix
・セレブも応援!F1ラスベガスGP2023
・待ちきれない!F1ラスベガスGP2024

をサクッと3分でご紹介していきます。

そんな私はラスベガス在住18年。
それでは早速初めて行きましょう。

知られぜる!
Caesars Palace Grand Prix

(写真:Las Vegas Convention and Authority

実はF1がラスベガスで開催されるのは今回が初めてではありません。

今から約40年前の1981年10月と1982年にCaesars Palace Grand Prixがラスベガスのシーザーズ・パレス(Caesars Palace)ホテルの駐車場をコースにした市街地サーキットが行われました。

(写真:Las Vegas Convention and Authority

当時の写真はラスベガスコンベンションセンターに展示されてあり、白黒の写真がその歴史を物語っています。

(写真:Las Vegas Convention and Authority

家族と一緒にF1をテレビで観るようになって分かったことが、レーストラックの頭上や側面には今が旬な企業の広告が軒を連ねています。

2023年でよく見るのはSalesforceとWorkdayなどのIT企業。この二つのサービスは私の会社でも使っており余計に馴染みがあるのかもしれません。

上記の写真をよく見ていると時代を象徴する企業の中に、日産(NISSAN)があることに気が付きました。

当時のアメリカは日本車ブームで海外で日本車が右肩上がりで伸びていたことが想像できます。

そして車検の義務がないアメリカでは今でも1980年代の日本車が元気に走っているのを見かけるとついつい写真を撮ってしまいます。

これらの写真はラスベガスコンベンションセンター南棟にあるラスベガス観光局(Las Vegas Convention and Authority)のオフィス前に展示されていますので、コンベンションなどでこちらへ行く機会があれば、是非立ち止まって見て下さい。

セレブも応援!
F1ラスベガスGP2023

(High Roller前のショッピングストリート)

F1ラスベガスGPを開催するにあたって、主催者側はラスベガスのプラネットハリウッドホテル裏側にある土地を購入。

2億4,000万ドル掛けてピットの建設や道路整備の投資を行いました。

ラスベガスでの開催は現時点では2025年までの3年の契約です。(2023年11月現在)

ラスベガス観光局によると、この3年契約はF1の開催による道路閉鎖などでカジノに与える影響が分からないからだそうです。

ラスベガスをアメリカのF1のハブにしたいという主催者側の意向は、

・ホテルの客室数
・レストランの数
・エンターティメント
・空港から近く利便性が良い
・ショッピング
・土地が安い

など人々を関心を引き付ける話題性のある街としては最適な場所だったのかもしれません。

(3つのホテルが1つになったResorts World Las Vegas)

F1開催の直前にラスベガス大通りを歩いた時に感じた事は、ホテルの前に観客席が建てられているのでレース前はホテルの中でお酒を飲んだり食事をして、スポーツブックでは自分が応援しているチームやドライバーを賭けたりもできるのでレース以外にも楽しめる要素が沢山あるという事でした。

そんなF1ラスベガスGPの基本情報は以下の通りです。

【2023 スケジュール】

11月16日 (木)
フリー走行 1 / 8:30pm – 9:30pm
11月17日 (金)
フリー走行 2 / 12:00am – 1:00am
(マンホールの事故で夜中2時過ぎに再開)
11月17日 (金)
フリー走行 3 / 8:30pm – 9:30pm
11月18日 (土)
予選 / 12:00am – 1:00am
11月18日 (土) 決勝戦 / 10:00pm

【コース・トラック】

サーキット名:ラスベガス市街地コース(Las Vegas Street Circuit)
全長:約6.2km
コーナーの数:17か所
周回数:約50周
最高速度:342km/h

【主なコース】

①新設されたLas Vegas Grand Prix Circuit
②Sphere
③Wynn Las Vegas
④Treasurer Island
⑤High Roller(観覧車)
⑥Caesars Palace
⑦Bellagio Hotel & Casino

【オープニングセレモニー】

アメリカやその周辺国のファンをさらに増やそうと、各世代・業界のセレブ達がこのイベントにやってきていました。

なんといってもラスベガスはエンターティメントの街で、11月15日に行われたオープニングセレモニーはまるでオリンピックの開幕式を連想させるようなパフォーマンスや選手の登場に度肝を抜かされました。

そこはまさしくラスベガスのナイトクラブと言っても過言ではないくらい、音・光・花火・ドローンの演出など莫大なコストを掛けて行われているのが想像できました。

オープニングセレモニーにピットのある会場でステージパフォーマンスを見せてくれた方々。

・Keith Urban
・Andra Day
・Kylie Minogue
・Bishop Briggs
・Journey
・Steve Aoki
・J Balvin
・Blue Manなど

(ご興味のある方は、Las Vegas Grand Prix Opening CeremonyでYoutube検索)

この方々以外にも、アメリカのセレブ達が結集していました。

【チケット】

2023年日本の旅行会社が販売していたパッケージ。

MGM系ホテル3泊、観戦チケット3日分、空港とホテル間の送迎
・ベラッジオホテル 3泊4日
(2名1部屋利用)$9500 (約142万円)

・ルクソールホテル 3泊4日
(2名1部屋利用)$6000 (約90万円)

現地販売の予選1日券

$919/枚(2022年時点)
$259/枚(2023年時点)

チケットの値段はその時の空き状況によって変動。

レース当日は、決勝開始時間の10分前まで世界中から集まったセレブとドライバーとが一緒に写真を撮ったりしており、まさにスポーツとエンターティメントが融合した新しいエンターティメントを画面を通してみる事ができました。

またレースではいつも応援しているレッドブルのチームやチームは違いますが角田さんも頑張っていらっしゃいましたので、素人なりにとても楽しいレースでした。

【2023 レースの結果】

1 マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
2 シャルル・ルクレール (フェラーリ)
3 セルジオ・ペレス (レッドブル)
4 エステバン・オコン (アルピーヌ)
5 ランス・ストロール (アストンマーティン)
6 カルロス・サインツ (フェラーリ)
7 フェルナンド・アロンソ (アストンマーティン)
8 ルイス・ハミルトン (メルセデス)
9 ジョージ・ラッセル (メルセデス)
10 オスカー・ピアストリ (マクラーレン)
11 ピエール・ガスリー (アルピーヌ)
12 アレクサンダー・アルボン (ウィリアムズ)
13 ケビン・マグヌッセン(ハース)
14 ダニエル・リカルド (アルファタウリ)
15 周冠宇 (アルファロメオ)
16 ローガン・サージェント (ウィリアムズ)
17 バルテリ・ボッタス (アルファロメオ)
リタイア 角田裕毅 (アルファタウリ)
リタイア ニコ・ヒュルケンベルグ (ハース)
リタイア ランド・ノリス (マクラーレン)

今回のレースは、F1史上で最も遅い時間にスタートし最も気温が低い都市で開催されました。

はの
最後にびっくりしたことは、レッドブルのマックスさんがゴールした瞬間にあの旗を振っていたのは、人気歌手ジャスティンビーバーさん!!あらゆる世代の人気者をこの日の為にラスベガスに集結させた感が満載で私も十分に楽しむことができました。

2024年F1ラスベガスGP!待ちきれない人必見

2023年のF1ラスベガスGPを観て来年はラスベガスに行ってあの雰囲気を世界中のファンと一緒に味わいたい!

という方はチケットを買える権利の販売が始まっています。
(ややこしいですが、チケットの販売は現時点では始まっておりません)

日程:2024年11月21日~23日

現在、オフィシャルサイトでは、F1 Experiences Deposit Programmeといって前金(デポジット)を支払うことによって、チケット販売時に優先購入ができる3つのプランが販売されています。

・ファンパッケージのデポジット($500)
・ホスピタリティ保証金($1000)
・パドック クラブ™ホスピタリティ デポジット($3000)

こちらはチケットではなくて、チケットが販売されたら優先的にチケット込みのパッケージが購入できる権利で、返金不可のデポジットとなりますのでご注意下さい。

詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。リンク

この期間はホテルの宿泊料金が数十倍にも跳ね上がりますので、もし行くと決めた方はお早めに予約されることをおススメします。

経済効果

今回のF1グランプリによるラスベガスにもたらした経済効果は、12億8000万ドルと言われています。

この金額だけでは今一つピンときませんが、ラスベガスではコンベンションやスポーツイベント、カウントダウンなどが毎年行われていますが、それらの経済効果を抜いて今までに経験したことのない経済効果が出る見込みです。

一例)
・F1来場者のみで10億ドル (1300億円)の見込み
・ラスベガス周辺で7500人以上の雇用

ラスベガスで約20年近く建設現場で働いている夫は、この期間中にラスベガス大通り沿いに建てられる観客席関連の仕事で働いていました。

約2週間という短い仕事でしたが、このようなイベントがあったおかげで仕事が生まれ我が家にとっては貴重な収入になります。

F1がもたらすインバウンド効果は、これに限らず観光都市の財源やそこで暮らす人々の生活の一部となっていることを身に染みて感じます。

まとめ

今回は、2023年11月18日に開催されたF1ラスベガスGPについてご紹介させて頂きました。

約40年前にラスベガスで開催されたF1グランプリや今回行われたレースの模様など、F1ファンやラスベガスに興味のある方のお役に立てれば幸いです。

最後になりますが、ラスベガスのコースはいつも私達が運転している公道なのでF1をより身近に感じることができて楽しむことがでたコトと、F1ファンの夫は仕事の休憩時間にフェンス際で応援しているレッドブルとMaxさんの車が目の前をピューンと通過するのを見る事ができ興奮して家に帰ってきました。

また来年が楽しみです!

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こちらではスタジオでのライブミュージックが行われていました。
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