ラスベガスでショー観賞!恐怖のブルーマングループ

はの
こんにちは!ラスベガスの勝手に観光大使の「はの」です!

2022年3月上旬にラスベガスで行われている
Blue Man Group

のショーを観に行ってきました。

Blue Manといえば

ラスベガスでは2000年3月に始まって20年以上も続いているロングランの人気ショーです。

そこで今回は、

・Blue Man Groupってラスベガスで観るべきショー?
・今はどこのホテルでやってるの?
・値段はどれくらい?
・Blue Manって近くで観たら怖くない?
・英語の勉強にもなるの?
・何が凄いの面白いの?

という疑問にお答えしていきます。

これの記事を読むと

Blue Manを観て驚いたコト
・20年以上もBlue Manが愛されるワケ
・Blue Man Groupの最新情報
・ショーで学べる英語のフレーズ

をサクッと知ることができます!

そんな私は

ラスベガス在住15年、
Blue Man Groupのショーは今回で4回目、
MGMグループの関係者ではありません。

それでは早速始めて行きましょう!

Blue man Groupを観て驚いたコト

今回初めて知ったBlue Man ショーについて、それは

「観客を巻き込んだパフォーマンスは、サクラではない」

ということです。

実は以前マジシャンの友達がBlue Man Groupを観に行って、こんなコトを教えてくれました。

「マジックでもよくあるんだけど、観客をステージに上げるパフォーマンスって、ショーが始まる前に必ず係員の人がさくらになる人を選んで、その打ち合わがあるんだよ。

だってさ、いきなり観客の所へ行ってそこで押し問答があったらショーは遅れるし、他のお客さんの興奮度が一気に冷めるからね!

この前さ、Blue Man Groupを観に行った時に、案の定、事前に係の人が僕の所にやってきて、ステージに上がって下さいってお願いされたよ。

だから喜んでステージに上がって、そのパフォーマンスが終わった後にBlue Manが撮った写真まで貰って、あれは本当に良い思い出になったわ!」

ということでした。

その為、必ずこのショーを観に行く時には

「マジシャンの友達から聞いたんだけど、Blue Manのショーってステージに上がる人は事前に決まってるらしいよ!

いきなりBlue Manが私たちの席にやってくるこはないから、安心して観てられるよ!」

と、一緒に行く人にはいつもそのような話をしていました。

今回も同じようにその話をして安心して座っていると、ショーの中盤あたりで観客を巻き込むパフォーマンスが始まりました。

(心の声:お~きたきた、これこれ!このパフォーマンス。今日はあの人がさくらに抜擢されたのね!私じゃなくてあ~よかった!安心安心)

最前列の人は、Blue Manから口に胃カメラを入れられる演出があって、それをステージ上にある大きなスクリーンで観客のみんなで観てゲラゲラ笑っている。

その間、小声で隣りに座っている友人に

「あの人も選ばれた人なんだね!私たちが座っている席にはBlue Manはこないから安心してね。」

とコソコソ話していると、

次にそのBlue Manさん達がスパイダーマンのように客席をぴょんぴょん動き回り、なんだか私たちの席に近づいてくるよ?!

「あれ?なんか私達のほうに勢いよく進んできている気がするけど、気のせいよね?

だってステージに上がる人はさくらだもんね??」

スパイダーマンと化したBlue Manは間違いなくこちらにどんどん進んでくる。。。

「え!うそ~?!なんだか私達を目掛けて向かってくるよ!

こっちにくるよ!くるよ!くるよ?

きた~~~~!
怖いよ~~~~!
助けて~~~~!

とジタバタしていると、Blue Man3人が目の前で勢ぞろいしました!!

あの青い顔と
ギョッロっとした目

怖くてしょうがない。

ステージにおいで~と手招きするではありませんか?!

びっくりしすぎて出た英語は、

「Oh, no no no no no no no no no

No, thank you!!!!!! 」

このカラダを張って嫌がる私の様子が、ステージ上のスクリーンに映り出されていたことは言うまでもありません。

頭の中では、

・ステージに上がる人はさくら。
Blue Manの顔がおっかない。

私の体は硬直したまま、

頑なに拒否して体が動かなくなりました。

その押し問答に負けたBlue Manさんは
仕方なさそうに帰ろうとした瞬間、隣の友人が

「じゃあ、私がステージに行ってくるよ!」

と、自ら申し出てくれたのです。

(私とBlue Manの心の声:よかった~!!)

ホッと胸をなでおろしました。

 

そして、Blue Man

「この人がステージにやってきますよ~!」

というジャスチャーをすると、会場からは今までにないくらいの大きな拍手が沸き起こり、

そしてその様子をステージ上の画面で観た私は

「観客のみなさん、押し問答のあげくみなさんの時間を無駄に使ってしまって申し訳御座いませんでした!」

とやや複雑な心境になってしまいました(笑)

今思い出すだけでも

「ステージに上がる人は事前に連絡してよ!やっぱり心の準備が必要よ」

と笑ってしまいます。

ということで、今回の公演で分かったコト3点。

・ステージに上がる人は事前に決まってない。
Blue Manスパイダーマンにもなる。
Blue Manの顔は近くで観るとさらに怖い。

しかし、こういった突拍子もない演出があるのがBlue Man Groupの凄さですね。

だから20年以上も続くショーなのでしょう!

そんなBlue Man Groupのパフォーマンスの凄さについて、もっとご紹介します!

他のショーにない3つの凄さ

楽器を使ったパフォーマンス

Blue Manといえば、上の写真のような「太鼓をたたく」シーンを観たことがある人が多いと思います。

これを見ただけでは、

「ペンキか何かの液体を太鼓に流し込んで、それを勢いよくたたいているのかな?」

と思ってしまいますが

実はこのシーンになるまでは、Blue Manさん達の前説のようなパフォーマンスがあって、この鉄板と言える凄いパフォーマンスに進んでいくのです。

しかもこのペンキの量が半端ではなく、

「どこまで入れるの?!」

というくらいのアメリカンサイズを注がれますので、見ごたえが抜群です!

次にパイプを使った演奏。

トロンボーンという楽器と同じ原理でいろいろな「パイプ」を使って音を出すのです。

水道管のパイプや空き缶などが、Blue Manの演奏とバンドのコラボで素晴らしい音を奏でるのです!

しかも普通に音を出すだけではなくて、パイプの大きさや長さが異なるものを使って、それに合わせて音も変化するというのがとっても面白かったです!

こういうパフォーマンスを観て、楽しく学ぶとはこういうことか!と改めて感じました。

役者の表現力

3人のメイン役者であるBlue Manの凄いところは、言葉を一切発することはなく会場を盛り上げられるということです。

そこには彼らのリアクションやアメリカンジョーク、会場の映像、音、光などを駆使してそれが一体となって、会場には終始笑いが溢れていました。

時にはアメリカンジョークが分からない私は「ポツーン」置いてけぼりにもなりましたが、

そんなの関係ない、面白かったら笑えばいいし分からなかったらそれはそれでOK!

このショーは、アメリカ人の笑いのノリを一緒に体感できるもの魅力の一つです。笑いってその国の文化や生活習慣、背景をしっておかないと分からないことが沢山あります。

そしてBlue Manさん達の表現力でいうと音だけではなくて、ステージ上にある静けさもあります。

人々が「あれ?急に静かになっちゃったけど、どうしたのかな?」という注意を引く場面が至る所で演出されています。

人に注意を引いてもらいたい時には、こういった表現方法もあるのかと勉強にもなりました。

観客との繋がり

このショーでは、Blue Manやバックバンドの生演奏、映像を使った演出、観にきているお客さんを巻き込んでのパフォーマンス、

観客が会場と一体になるあの感じって、他のショーにはないように思います。

最前列~3列目くらいには「ポンチョ席」と呼ばれている特別席があって、そこに座っている人達にはBlue Manさん達が容赦なく水やペンキを掛けられるのですが、

そこにいるお客さんはそれを喜んでいるので、そこからもアメリカならではの観客との繋がりを感じます。

最後はスタンディングオベーション終了。

そんなBlue Man Groupのショーでは、英語も学べましたのでご紹介します!

ブルーマンに出てくるフレーズ5選

このショーは、開始前にステージ両脇にある電光表示板に出てくるテロップがすべて英語です。

そこにアメリカンジョークが流れてきますので、そこで笑いがおこりますが基本的には英語が分からなくても大丈夫!

このテロップに出てくるフレーズや、ショーの合間に出てくる英語のフレーズをご紹介します。

会場の皆さん、一緒に体を動かしましょう!という内容です。

Start shaking your body! 体を揺らし始めましょう!

Put your hands up! 手を上に上げて!

Shake shake shake!揺らして、揺らして、揺らして!

Let’s get it going, Keep it going, don’t stop! どんどん行きましょう、続けて、やめないで!

To fire up the band! バックバンドを奮い立てて!

ここに出てくるフレーズは、スポーツやダンスをしている時によく出てくる言葉です。

楽しく体を動かしてみんなで盛り上がろう!という掛け声です。

知っててお得!ショーの最新情報

2022年3月現在、Blue Man GroupはLuxor Hotelの中2階で行われています。カジノフロアーの上です。

開演時間は基本的には毎日2回行われていますが、コンベンションが開催される時期・夏休みなどは3回公演、日にちによっては1回公演になります。

【Luxor Hotel住所】

Address: 3900 S Las Vegas Blvd, Las Vegas, NV 89119
Phone: (877) 386-4658

【開演時間】

5:00 PM & 8:00 PM(1日2回公演の場合)
4:00 PM & 7:00 PM& 10:00 PM(1日3回公演の場合)
8:00 PM(1日1回公演の場合)

【所要時間】

約1時間30分
*ステージに上がりたくないお客さんとの押し問答がある場合15分前後の延長あり(笑)

【料金の価格】

$49、$59、$105.55 (+税金&手数料)

オンラインで購入できる枚数は9枚まで。

開演時間の直前にチケットを購入する場合は、
ショー会場横のBox Officeで購入できますよ。

まとめ

今回は、ラスベガスで行われているBlue Man Groupについてご紹介させて頂きました。

このショーは、Blue Manさん達の楽器を使った度肝を抜くパフォーマンス、言葉を使わずに会場を沸かせるアメリカンジョーク、観客が一体となって体を動かすエクササイズ、

目の瞳孔がおかしくなりそうなくらい凄い光のパフォーマンスを体感することができます。

現在アメリカではボストン、シカゴ、ラスベガス、ニューヨークの4都市と海外ではドイツでも公演されています。

お近くの人は是非観に行ってみてください。

 

そしてなんと現在ワールドツアーが行われていて日本でも4月から2か月間限定で仙台・東京・名古屋・大阪・福岡の5都市で公演が開催されます!

地元福岡では福岡サンパレスで公演が行われます。

この機会にラスベガスでも行われているBlue Man Groupをぜひ観に行ってみては如何でしょうか。

ショーの半ばにはスパイダーマン化したBlue Manがあなたの席にやってくるかもしれませんので、心の準備だけはお忘れなく。

こちらではスタジオでのライブミュージックが行われていました。