ラスベガスでブルーマンショーを観賞!笑い文化の違いを再発見

はの
こんにちは!ラスベガスの「はの」です。

2022年3月、ラスベガスのルクソールホテルで行われているブルーマン・グループのショーを観てきました。

2000年3月から20年以上も続くラスベガスの人気ロングランショーであるブルーマン・グループ。しかし、日本からの友人や家族の中には、

「想像していたショーとは違って、笑いのツボが分からなかった。つまらなかった、、、」

と、残念そうに話している姿がありました。

反対に、会場内のアメリカ人は大盛り上がりで、キャーキャー言って盛り上がっている様子。

何度かこのような場面を見ていると、「アメリカの笑いのツボと日本の笑いのツボが違うやん!」と、感じるようになりました。

こちらの記事では、日本とアメリカの笑いのツボの違いを含めて、ブルーマングループについてご紹介します!

ラスベガスのドブ板営業といえば、Blue Man Group

ラスベガスで行われる大きなイベント(マラソン大会など)では、よく見かけるのが、Blue Man Groupのこの3人。

初めてラスベガスのロックンロールマラソンに出た時、こちらのブルーマンの方々がゴール地点にいらしたので、ラスベガスのパフォーマーさんは、大変だな~なんて思っていると、ラスベガスの観光関連のオフィスへ行くと、

「あ~、はのちゃん、残念だね。先月ブルーマンがオフィスにきて、みんなの席を回って楽しませてくれたんだよ!ほら、これ見て!ブルーマンがこの壁に青いペンキを付けていったよ」

と、確かに青のペンキが壁に付いていて、そこで楽しそうに笑っている同僚のお隣には、無表情のあのブルーマンが写真に写っていました。

大きなイベントだけでなく、このような小さなオフィスにもやってくるブルーマンのドブ板営業は、ラスベガス市民として応援したくなってしまいます。

さくらじゃなかった!観客を巻き込んだパフォーマンス

これまでは、ステージに上がる観客は「サクラ」だとばかり思っていました。

というのは、以前マジシャンの友人から「観客をステージに上げるパフォーマンスは、通常事前に係員が特定の人に声をかけて打ち合わせをするもの」と聞いていたからです。

今回、一緒に行った友人にも

「ブルーマンのショーは、サクラ役が決まっているらしいから、安心して観ていようね!」と、今回も同じように安心して座っていると、ショーの中盤で観客を巻き込むパフォーマンスが始まりました。

はの
(心の声)きたきた~!このパフォーマンス。今日はあの人がサクラに選ばれたのね。私じゃなくてよかった、一安心だわ!

と、最前列の人がブルーマンに口に胃カメラを入れられる演出を、会場のスクリーンで見ている時に、私は隣の友人に「あの演出は事前に選ばれるみたいなので、私たちの方には来ないから、安心してね!」と、こっそり伝えていました。

すると、次の演出が始まる瞬間、ブルーマンがスパイダーマンのように客席を飛び回り、私たちの席に近づいてくるではありませんか!

はの
(心の声)あれ?!気のせい?ブルーマンがこっちに向かってきてる?ここで選ばれる人は、サクラなんでしょ?なんでこっちにくるのかな?

私の不安な気持ちとは裏腹に、ブルーマンはどんどん近づいてきます。

そして、ついに目の前に3人勢揃いしました!あの青い顔と、ギョロッとした目が恐ろしくて、私はすっかり固まってしまいました。

ブルーマンがステージに上がるよう手招きをしてきます。

はの
私?Oh, no no no no no no no no no… No, thank you!!

私の必死に抵抗する姿は、たぶんステージ上のスクリーンに映し出されていました。頭の中では「サクラのはずなのに、なんで!?」という混乱と、「突然のコトで体が固まって、動けない!」という気持ちで頭がいっぱい。

押し問答に負けたブルーマンが諦めかけたその時、隣にいた友人が「じゃあ、私がステージに行ってくるよ!」と自ら名乗り出てくれたのです。

はの
(ブルーマンと私の心の声)ありがとう!よかった〜!!

と、そのときの私の安堵感は、言葉では言い表せませんよ。

ブルーマンが「この人がステージに上がってくれまーす!」というジェスチャーをすると、会場は大きな拍手で包まれました。

その拍手を浴びながら、私は「みんなの時間を無駄にしてしまってごめんなさい!」と複雑な気持ちになりました。

今でも思い出すと笑ってしまいますが、今回のショーでわかったことが3つあります。

  • ステージに上がる観客は、サクラではない。
  • ブルーマンはスパイダーマンにもなる。
  • ブルーマンの顔は、近くで見るとさらに怖い。

事前に打ち合わせをしない、まさに「ハプニング」のような演出があるからこそ、ブルーマン・グループのショーは20年以上も愛され続けているのかもしれません。

言葉は必要ない!楽器を使ったパフォーマンス

ブルースマン・グループのショーは、ユニークなパフォーマンスや役者の表現力、観客との一体感が魅力です。

楽器を使ったパフォーマンス
ブルーマン・グループの代名詞ともいえるのが、太鼓のパフォーマンスです。一見すると、ペンキを流し込んで勢いよく叩いているだけのように見えますが、実はこのシーンには、観客を盛り上げるための丁寧な「前説」のような演出があります。

ドラムに注がれるペンキの量は、まさにアメリカンサイズ。その豪快さに圧倒されます。

さらに、パイプを使った演奏も大きな見どころです。水道管や空き缶など、身の回りのものを楽器に見立てて、トロンボーンのような音を奏でます。パイプの大きさや長さによって音色が変わるのが面白く、「楽しみながら学べる」ことを実感しました。

 

役者の表現力
ブルーマン・グループの3人の役者は、一言も話さずに観客を盛り上げます。彼らのリアクションや表情、アメリカンジョーク、さらには映像や光、音響を駆使した演出が一体となり、会場は常に笑いに包まれていました。

アメリカンジョークが分からず「ポツーン」と取り残されることもありましたが、面白ければ笑い、分からなくてもそれもまた一興です。このショーは、アメリカの笑いの文化を肌で感じられる貴重な機会です。

また、音だけでなく「静けさ」を使った表現力も印象的でした。急にシーンと静まり返ることで、観客の注意を引きつける演出は、コミュニケーションの勉強にもなります。

観客との一体感
ブルーマン・グループのショーは、パフォーマーと観客が一体となって作り上げる特別な体験です。

最前列から3列目までには「ポンチョ席」と呼ばれる特別な席があり、この席の観客は、ブルーマンから水やペンキをかけられます。にもかかわらず、観客は皆それを楽しんでおり、アメリカならではのショーのあり方を感じました。

生演奏、映像演出、観客を巻き込んだパフォーマンスが一体となり、最後は会場全体がスタンディングオベーションに。他のショーでは味わえない、特別な一体感を感じるでしょう。

会場のみんなで楽しむブルーマン体操

 

ブルーマン・グループのショーは、始まる前から楽しめます。

ショーの開始前、ステージ両脇の電光掲示板に英語のテロップが流れます。アメリカンジョークがほとんどなので、会場に笑いが起こりますが、英語が分からなくても大丈夫です。

ショーの合間には、観客を盛り上げるための英語のフレーズがよく出てきます。これらはスポーツやダンスの場面でもよく耳にする表現です。

Start shaking your body! (体を揺らし始めましょう!)

Put your hands up! (手を上に上げて!)

Shake shake shake! (揺らして、揺らして、揺らして!)

Let’s get it going! Keep it going! Don’t stop! (どんどん行きましょう!続けて!止めないで!)

To fire up the band! (バンドを盛り上げよう!)

これらのフレーズは、「みんなで楽しく体を動かして盛り上がろう!」という気持ちを伝える掛け声です。ショーを楽しみながら、こうしたフレーズを学ぶのも面白いですよ。

まとめ

 

今回は、ラスベガスで行われているBlue Man Groupについてご紹介させて頂きました。

このショーは、Blue Manさん達の楽器を使った度肝を抜くパフォーマンス、言葉を使わずに会場を沸かせるアメリカンジョーク、観客が一体となって体を動かすエクササイズ、

目の瞳孔がおかしくなりそうなくらい凄い光のパフォーマンスを体感することができます。

現在アメリカではボストン、シカゴ、ラスベガス、ニューヨークの4都市と海外ではドイツでも公演されています。

お近くの人は是非観に行ってみてください。

 

 

この機会にラスベガスでも行われているBlue Man Groupをぜひ観に行ってみては如何でしょうか。

ショーの半ばにはスパイダーマン化したBlue Manがあなたの席にやってくるかもしれませんので、心の準備だけはお忘れなく。

現在、Blue Man GroupはLuxor Hotelの中2階で行われています。カジノフロアーの上です。

開演時間は基本的には毎日2回行われていますが、コンベンションが開催される時期・夏休みなどは3回公演、日にちによっては1回公演になります。

【Luxor Hotel住所】

Address: 3900 S Las Vegas Blvd, Las Vegas, NV 89119
Phone: (877) 386-4658

【開演時間】

5:00 PM & 8:00 PM(1日2回公演の場合)
4:00 PM & 7:00 PM& 10:00 PM(1日3回公演の場合)
8:00 PM(1日1回公演の場合)

【所要時間】

約1時間30分
*ステージに上がりたくないお客さんとの押し問答がある場合15分前後の延長あり(私よ)