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ラスベガスの「はの」です。
ラスベガスから日本へ帰省すると、必ず立ち寄るお店があります。
それは、福岡県にある八女茶を専門に取り扱っているお茶屋さんで、ご家族経営で地元の方々に愛されています。
今回は、日本のお茶文化とこの販売店についてご紹介します。
八女茶について
(写真はイメージです)
福岡県の南部にある八女市は、日本を代表するお茶の産地で、福岡県民の私としては、幼い頃から身近にあったお茶として親しみを感じています。
八女で生産された八女茶は、香りがとっても良く、甘くてコクのお茶。このお茶の美味しさを言葉で説明するのは、とっても難しいです。
八女茶は、600年の歴史があり、特に高級茶でもある「玉露」が有名。日光を遮って育てられるため、甘みと旨味が上手く調和した味わいです。
玉露の他にも、煎茶や抹茶、ほうじ茶等も八女では作られており、いろいろな種類のお茶を楽しむことができるのです。
八女茶の販売店
(福岡県朝倉市の三連水車)
帰省すると必ず立ち寄る、福岡県にある星野製茶園さんの商品を取り扱うお茶屋さん。店内に入ると、
「こんにちは!あら~日本に帰ってきたのですか。」
と、店主さんが毎回声を掛けてくれます。
昔は、祖母に連れられて行っていた記憶があり、お茶の専門店で購入する八女茶は、何か特別な存在でもありました。
今は、おしゃべりな母親と一緒に行く機会が増え、アメリカや日本の生活やお茶の話と、そこでは楽しいおしゃべりが始まります。そうこうしていると、店主さんが、
「暖かいお茶とお茶菓子があるから、ゆっくりしていって下さいね」
と、後ろを振り向くと、木造りのテーブルの上に小さなカップのお茶とお菓子が並んでいました。
(星野製茶園さんの販売店)
隣りに座った母親とは、「あ~お茶は美味しいね。温まるね。今日は、どのお茶を買おうか?」と相談していると、目の前に座っていたお客さんと目があい、にっこり微笑んで挨拶。
合間を見ては、店主さんがお茶やお菓子の説明をして下さり、このようなおもてなしは、日本の文化だなと改めて感じました。
夏場は、期間限定で抹茶アイスクリームが登場し、母親と抹茶アイスを食べ、お茶を飲んで、、、
(夏場限定の抹茶アイス)
海外に出て初めて分かったコトは、日常的にお茶を飲んだり、お茶でおもてなしをする習慣は、日本の文化ですよね。
この販売店に来ると、忘れていた日本の素晴らしい文化に気が付かされます。
(抹茶入り玄米茶)
お茶を頂いた後は、ラスベガスで毎日飲んでいる抹茶入りの玄米茶を購入しました。暑い日には冷たく冷やし、寒い日には暖かくして飲んでいます。
それと、アメリカ人の義母が大好きだったピンクのパッケージの「紅茶」も忘れてはいけません。
(星の紅茶)
この紅茶を飲んで絶賛したのを機に、ラスベガスに住んでいる紅茶好きの方には、日本のお土産としてお渡ししています。パッケージも可愛いのでとっても喜ばれます!
八女茶が美味しいことは多くの人に知られていますが、紅茶がこれほどコクがあり美味しいことを知っている人は少ないのかもしれません。
(冷やして飲むと美味しいほうじ茶)
ほうじ茶も香ばしくて香りが良くて美味しいのです。
この日は、アメリカで星の紅茶が人気だったことを店主さんに伝えると、紅茶の作り方やより詳しいお茶の話をして下さいました。
このような店主さんとの会話があるのも、お茶屋さんの魅力で、これからもずっと続いて欲しいものです。
Fancy Food Show
(ラスベガスコンベンションセンター)
最後になりますが、毎年1月にラスベガスで行われているFancy Foods Showについて、ご紹介させて下さい。
昨年2024年、初めてFancy Foods Showのコンベンションに行った時、出展されていた静岡の製茶会社の方が、抹茶は八女から取り寄せているというお話をされていました。
また、アイスクリーム等で使う抹茶も、ほぼ八女からきているというお話を聞き、福岡の八女茶は世界に広がっているのだな~と感じて、嬉しくなりました。
2025年のFancy Foods Showは、1月19日(日)~21日(火)まで、ラスベガスのコンベンションセンターで行われます。将来、Fancy Foods Showに出展を考えていらっしゃる方は、詳しくはSpeciality Food Associationのウェブサイトをご覧ください。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
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