アメリカで胃カメラ検診に行ったらびっくりしたコト!

  • 2022-03-29
  • 2022-12-22
  • 生活

こんにちは!はのです。

先日、体調不良でアメリカの救急病院へ行ってきました。

(その様子はこちらのブログをご覧ください)

コロナ禍でアメリカの救急病院へ行ったら?

その後に、胃腸痛の原因がよく分からないということで胃腸科の専門医で検診を受けてきました。

そこで先生に勧められた検査が「胃カメラ検査」。

胃カメラ検査では胃腸内の様子が詳しく診断できるので、大きな病気はこれで発見できるとか。

胃カメラ検診&全身麻酔は人生初めてのコトでしたので、

今回は、アメリカで胃カメラ検診に行ってびっくりしたコト!をシェアさせて頂きます。

こちらの記事では、

アメリカの胃カメラ検診の現状、全身麻酔をするまでの流れ、検診で役立つ英単語やフレーズ、胃カメラ後の体調、検診で分かったコト

などを知ることができます!

今後アメリカで胃カメラ検診を受ける人のお役に立てれば幸いです!

そんな私は日米企業で約20年働いており、アメリカ在住16年。

それでは早速始めていきましょう!

アメリカの胃カメラ検診

アメリカで胃カメラ検診を受けて一番びっくりしたことは、

麻酔科の先生がぺちゃくちゃおしゃべりしながら麻酔をしたことです。

今思うとアメリカにいる人達ってどんなにおしゃべり好きなの?!

と笑ってしまいます。

それまでの様子を時系列でご紹介していきます!

Let’s go!

胃カメラ検査はあの長い管を胃に入れて検査をしますので、空腹でないといけません。

その為、前日は胃腸科の担当者から念押しで「OO時以降は食事をとらないで下さいね!水もダメよ!」と電話が掛かってきました。

そして、こちらが前日からの流れです。


胃カメラ前日


10:00 AM
胃腸科のスタッフから予約の確認と検査当日の再確認。予約時間は朝5時。

22:00 PM
この時間以降は食事や水分を採ってはいけません。


胃カメラ当日


4:30 AM
ラスベガスの中心部にある病院に到着。早朝で一般の出入口が開いていないので救急病院の出入り口から入館。
治安が悪い所に病院があるせいか、セキュリティーチェックが行われる。

5:00 AM
一般受付の開始。
今回の検査を受ける為に契約書にサインをする。iPadで確認してサイン。ペーパーレスが病院でも進んでいます。
病院へ支払いを行う$371。
(専門医や受けた処置は後日郵送でやってきます​​)
受付でIDのリストバンドをしてもらう。

5:30 AM
専門受付に移動し再度チェックイン。待合室に移動。

5:45 AM
処置ベッドに移動
着替え、尿検査、看護師さんによる情報入力、点滴開始

6:00 AM
胃腸科の先生による問診

7:00 AM
看護師さんによるコロナのテスト。
鼻の奥に綿棒をぐいぐい入れられて涙が出る(笑)。
その後は点滴をしながら待機。
処置室へ入る時間は8:30amを予定していることを聞かされる。

全身麻酔ってこんな感じ

9:15 AM
処置室に運ばれる
麻酔科の先生、胃カメラの先生、胃腸科の先生、看護師さんの計4名がせっせと準備をしている。
この部屋に入ってからは、看護師さんと胃カメラの先生が私の体を横に倒し、口に酸素マスクをセットしたり、口を固定する器具を設置。

横になったので目の間には胃カメラ用の管が3本見えて

「この管って結構太いな~、大丈夫かな?緊張してきた~!」と観察していると

麻酔科の先生と胃カメラの先生が楽しく日常会話を始めたな~と思った瞬間、急に気分が悪くなってきました。

「あ~、気分が悪くなってきた!これ大丈夫かな?先生に気分が悪いコトを今言った方がいいかな?でもここまできてやっぱりやめましょうは嫌だな、、、」

なんて考えていると、

胃カメラ検査は終わっていました。

気分が悪くなった瞬が、麻酔を入れられた瞬間だったようです。

私はてっきり合図をされて麻酔をされると思っていましたので、

「はい、今から麻酔をいれますよ~」

という言葉を緊張しながら待っていました。

この合図はありませんでしたが、あの二人はぺちゃくちゃお喋りしながらもちゃんと仕事をしていたようです(笑)。

10:15 AM
無事に目覚める。
麻酔で約1時間だけ眠っていました。

目が覚めると、隣りでは女性看護師さん二人が20歳の子供の誕生日会はどうしようかしら~?と相談しているのが聞こえてきた(笑)。

そして、受付時からずっと一緒だった胃カメラ検診を受けるご高齢の男性。

その彼もおしゃべりが好きなのか、目が覚めてからはずっと看護師さんと話しをしているのが隣のベッドから聴こえてきました。

彼がそのベッドから車いすに移動して帰って行くときには目が合ったので「バーイ!」と手を振ると、ニッコリ笑って去って行きました。

10:40 AM
夫がベッド横にやってくる。
目が覚めたことに感謝。

10:50 AM
男性看護師さんが車いすでベッドから正面玄関まで連れて行ってくれて車で帰宅。

胃カメラ検診を受けた後は?

自宅に到着後の症状は、風邪をひいたように喉が痛かったです。そして麻酔が効いているのかその日はフラフラしていました。

検診を受けた後5日間は、風邪を引いた時に喉が痛くなるような「喉の痛み」が5日間続きました。

これは胃カメラ検診をするとこんな症状が現れると聞きましたので、心配することはありませんでした。

喉の痛み以外は、特に何もありませんでしたので、後はその結果を待つばかり。

万が一、その検査で緊急を要するものが見つかった場合だけは、その日に専門医から連絡が掛かってくるということを聞いていましたので、

何もなく一安心でした。

1か月後、胃カメラ検診の結果を聞きに行くと特に胃には問題がなかったけど、あのような痛みがある場合は念の為に別の臓器の可能性があるので、念の為にレントゲン検査をするように言われました。

その検査は、胆のうを撮影する検査でなんと1時間30分にも及ぶ検査を行いましたよ!

こんなに長ーい時間のレントゲンを撮るのは初めてでしたので緊張しました!

胃カメラ検診で使われる英語とは?

胃カメラ検診で使われる医療英語は、難しい単語がありましたのでまずはそれからご紹介します。

胃カメラ検診で出てくる単語

胃腸科 Gastroenterology
胃カメラ Endoscopy
腫瘍 Tumor
点滴 IV (intravenous drip)
尿検査 Urine test
麻酔科 Anesthesiology
麻酔科医 Anesthesiologist
喉の痛み Sore throat
患者 Patient
手術 Operation

フレーズ

Do you have an insurance card and ID?
(保険証と身分証明書はありますか?)

Please fill out these papers.
(この用紙に記入してください)

What brings you here today?
(今日はどうされましたか?)

Have you had a COVID vaccine, when did you get it?
(コロナワクチンはいつ接種しましたか?)

Have you had a COVID booster shot?
(ブースター注射はしましたか?)

Do you take any medications?
(お薬を飲んでいますか?)

Do you have any allergies?
(アレルギーはありますか?)

医療現場で働く看護師さんとの英会話

アメリカの医療現場には移民としてアメリカに渡ってきている人が多いです。

今回はフィリピン出身の女性キャシーさんに点滴やベッドの移動などをしていただきました。

そして彼女と話をしていると、こんな会話がありました。

キャシーさん「Where are you from? Are you Korean?
(あなたどこの出身?韓国人?)

はの「No, I’m Japanese. 」
(私は日本人よ)

キャシーさん「Oh, I want to ask you a question I went to the Kura sushi with my family. My kids loved the place. Is it authentic Japanese sushi?」

(あらそうなの!この前ラスベガスにできたくら寿司に行って、ぐるぐるお寿司が回ってくるのが子供たちが喜んで喜んで美味しかったし楽しかったわよ!あれって日本でも人気があるの?)

はの「I went to Kura Sushi last month too! The taste like it’s OK, but it’s a little bit expensive. But it’s fun for kids for sure!」

(先月私もあのレストランに行ってきたんだよ!味はまあまあだけど、ちょっと高かったよ。だけど子供達が楽しいのは間違いないよ!)

医療現場に関わらず、学校、会社、レストラン、デパート、飛行機など、どこにいても日常会話が始まります。

海外の人はおしゃべりが大好き!麻酔科の先生も楽しそうにおしゃべりしてたもんね!

この他愛のない会話から、その人の人柄や人間性が見えてくるので

日常英会話さえ話せると「世界が広がるな~」といつも感じます。

まとめ

今回は、アメリカで胃カメラ検診に行ったらびっくりしたコトをご紹介させて頂きました。

驚いたことは、麻酔科の担当医が隣の人とぺちゃくちゃお喋りをしている時に麻酔を投入したことです。

これっては普通のことですかね?

医療現場に勤務されていらっしゃる方は教えて頂けると今後の参考になります!

今回の胃カメラ検診で掛かった金額は保険適応で約$1000(12万円)です。

加入している保険によっても金額が異なると思いますので、目安の金額としてお知りおきください!

こちらではスタジオでのライブミュージックが行われていました。